農園だよりDiary

2017年12

2017.12.10
 皆さん今日は。

 今年も残り僅かとなりましたが、如何お過ごしですか。11月6日から11日にかけ、「小嵐山堰」のペンキ塗作業を地区用水委員13名で行いました。この取水堰により取り込まれた水は「小野田用水」を通り下流域400haの水田を潤します。正に地域農業の生命線です。私達用水委員は日頃から流域用水路網の点検管理を行い、4年に一度塗替え作業を行います。足場の上の人が見えるでしょうか。大変な作業です。

 11月15日から3泊4日で台湾に行ってきました。私、今年で満60歳になりました。「嬉しくも有り、嬉しくもなし」という心境なのですが、ま、取りあえずいつも苦労を掛けている家内と記念に旅行でも行こうかと計画して、あそ有機農園メンバーの梅井さん、下村さん、旅友の上野さんを誘って夫婦での旅です。福岡空港から台北、高雄を巡る行程で亜熱帯、熱帯の太陽の下、あっという間の四日でした。また今回同行して頂いたガイドの江さん(右写真、左の人)が素晴らしい方で、各観光地での説明は当然のこと、特に故宮博物院では一つ一つの展示物について詳しく説明してくれて、とても意義ある時間を持つことが出来ました。

 旅の楽しみは食事ですね。台湾は美味しい食べ物が沢山。メンバーの半分が女性なので料理はスペシャルをオーダー。飲茶、海鮮、北京ダック、小籠包等日本では食べられない美味しい料理を堪能しました。食事に欠かせない飲み物、台湾ビール「金牌」は度数5%、飲み口すっきりで女性にも大人気。全員飲める人ばかりなのでジャンジャン飲みました。

 台湾は国土に対して人口が多く、特に夜市に行くと人の多さに圧倒されます。「堯河街観光夜市」は600mに亘り食べ物、衣類、雑貨あらゆるものを並べた商店と屋台が連なり、前に進むのも大変なほどの人出です。屋台では麺類、肉類、スイーツ系等目移りするほど多種多様な食べ物が売られ、美味しそうな香りを振りまいています。横には食事のスペースが設けてあり、客が食べていますがテーブルは何処も満席です。

 ふとみると「臭豆腐」という看板が目に飛び込んできました。どこかで聞いたような名前です。確かテレビで以前見たような気がして立ち止まって見ると細く短冊形に切って油で揚げたスティック状のものと、火を通してピリ辛味付けの物の二種類がありました。ガイドの江さんに尋ねると臭いから食べない方が良いと言われました。食べない方が良いと言われると食べたくなるのが人情、両方買って食べてみました。臭いけど二度と食べたくない味ではありませんでした。中華文化に触れる事が出来た旅でしたし、台湾の人々の熱気を肌で感じる事が出来た旅でした。謝謝台湾!!
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