農園だよりDiary

2011年12

2011.12.27
 皆さん、こんにちは。今年も残りわずかになりました。12月になると例年なら寒い日が続きますが今年は毎日暖かくて、霜もあまり降りません。気象予報では今年は冬らしい冬になるそうですので、今のうちに外の仕事を片付けようと思っています。

 今月は中国からやって来た農業研修生「李兆顔」を紹介します。今年の5月に帰国した研修生「万春紅」と入れ替わりに中国吉林省から来た笑顔が可愛い19歳になる娘です。「兆顔」と言う名前ですが「顔」は「幸福の色」、兆顔で「幸福の兆し」という意味だそうです。来日して半年になりますが日常会話も日本語で出来るようになり我家の一員として頑張っています。この季節、我家ではイチゴの収穫を朝早くから行っていますが。ハウスの中では中国語講座も盛んです。

 我家の納屋は築百年以上経ち、米の袋詰め作業場も考えて建て替えを検討してみましたが古くても補強をすれば大丈夫との大工さんの言葉を信じて改築を行いました。工事が始まり瓦を下ろし、壁をはずしてみると百年と言う時間の経過で柱や梁がぼろぼろになっていて鉄骨で補強したり、新しい柱に取り替えたりしました。壊して新しく建て直すのも良いですが折角100年間建っていた建物ですので壊さないで良かったなと思っています。米の袋詰め作業場も作り変えてきれいになりました。食品を扱う仕事ですので、これからも衛生面に気をつけて皆様に美味しいお米をお届けします。
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