AUTHOR : 山本倫大 / 東京でサラリーマンをしていましたが、2013年就農しました。

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農作業システム

いつも農作業や日常生活のことをご紹介しているこのブログですが、今日は切り口を変えて農園の「web開発」についてご紹介します。

実はこのブログ、そしてあそ有機農園のホームページは、ホームページ制作会社に頼まずに僕が自分で作っています。

php,mysql,cssなどという言語でサイトを作っているのですが、プログラミングの方法はすべてGoogleで検索しながら作っています。
たいていの事はインターネットで調べられるから本当にありがたいです。

こんな感じの文字列を「mi」というテキストエディターで書いています。

日中は農作業や商品発送などでほとんどの時間を使うので、主に夜ご飯を食べてから寝るまでの間の時間で作っています。
ややこしくて細かい作業を1日のうちで一番眠くて頭がすっきりしない時間帯にするから、なかなかはかどらなかったりして大変ですが、日数をかけてなんとか作業を進めて作りました。
ちなみにこのホームページで一番作るのが大変だったのがこのブログのページでした。
実は大手のブログサービスみたいな管理画面もあり、写真のアップロードから記事の追加編集なども出来たりします。

何年か前、本を買ってプログラミングについて勉強しようとしたこともありましたが、そのときは途中でやめてしまいました。
数年後、このホームページをつくる必要が出てきたときに、具体的な目標のもとにまとまった成果物を作ったことで、プログラミングにだんんだん慣れてゆくことができました。
慣れてきて出来る事が増えてくると自分のアイデアを形にできるようになり、次第に楽しさも出てきます。


そして、年末年始の時間を利用して新しいwebシステムを作りました。
それが今回ご紹介する「農作業システム」です。

農作業は毎年1年間の流れがある程度決まっているので、その流れを記録していつでもスマートフォンなどで見れるようにするのが目的です。
今のところ完成した機能は、4つです。

  • 1.スケジュール
  • 2.作業方法
  • 3.日誌
  • 4.圃場

1.スケジュール

毎年の作業の流れをカレンダー式に表示する機能です。
いつまでに何の作業を終わらせておかなければならないかを一目で確認できます。

2.作業方法

農作業にはいろんな種類があり、それぞれ作業の進め方がある程度きまっています。
大体の作業の進め方は覚えていても、各作業は1年に1回しか実施しないため細かいことは忘れていたりします。 ですから例えば数値的な情報などは日誌を開いて以前の日記を見る必要があったりしました。
しかし、畑では日誌がすぐに見られないので「あれ?このハウス畝間何cmだっけ?」というふうに困ってしまう事もしばしばでした。
そんなとき、農作業システム作業方法の機能を使えば、どこにいても作業の進め方を確認できます。

作業中に準備不足で困らないように、準備物や必要な資材などのリストがあったり、写真付きで作業の手順を解説していたりします。

3.日誌

紙の手帳に日誌をつけるのも大事ですが、検索性・参照しやすさの面でシステム化する事にしました。 作業名は、事前にリスト化した作業名一覧から選択できるので、文字を入力する手間も省けます。 また、カレンダー付きなので年をまたいだ昔の日記も簡単に見る事が出来ます。

4.圃場

田んぼや畑、ハウスなど、場所ごとに広さなどを記録します。「西の角のところはぬかるみやすい」など場所ごとの特性もメモする事が出来ます。

上記の基本的な機能はだいたい完成していますが、今後は収量と天気・気温の相関や、肥料と収量の相関なども自動である程度分析できるような機能も作る予定です。


今は家族中心の少人数で農作業をしているのですが、記憶違いやコミュニケーション不足、認識のずれなどからムリ・ムダ・非効率が少なからず発生しています。
将来的に従業員が増えた場合に、口伝にだけ依存するような方法で農作業を教えていたら、記憶違いなどによる非効率は無視できない重大な問題に発展するでしょう。
今回ご紹介したような農作業システムがある事で、こうした問題を軽減する狙いがあります。
また、働く人皆の認識が合いやすくなり、ひいては作業の質・作物の品質も一定に保つことが期待できると考えています。

なんだかスケールが大きい話になってしまいましたが、現時点では僕一人しか閲覧者がいません。笑
将来重要な役割をもつ基幹システムなんだということをモチベーションに、今からじわじわ農作業のノウハウを集積しています。

農作業の傍ら、こっそりと大志をいだきつつ、こうしてweb開発にいそしんでいます。