AUTHOR : 山本倫大 / 東京でサラリーマンをしていましたが、2013年就農しました。

最近のエントリー

過去のエントリー

2017年
1月(1)
2016年
1月(1) 2月(1) 3月(2)
5月(1) 6月(1) 8月(3)
10月(2) 11月(1)
2015年
1月(2) 2月(1) 3月(1)
4月(3) 5月(2) 6月(2)
7月(2) 9月(4) 11月(3)
12月(3)
2014年
1月(5) 2月(4) 3月(4)
4月(3) 5月(3) 6月(3)
7月(2) 8月(1) 9月(2)
10月(4) 11月(2) 12月(1)
2013年
2月(5) 3月(3) 4月(1)
5月(2) 6月(3) 7月(2)
9月(5) 10月(2) 11月(1)
12月(5)

タグ

9月中旬に植え付け作業をしたイチゴは11月中旬に収穫を迎えました。1週間程前から毎日収穫をしています。
今年は「ゆうべに」という新しい品種をつくっています。実が大振りで味も良く、福岡県のあまおうに似た、赤い、丸い、大きい、うまいという要素を持つ良い品種だと思います。 これから徐々に有名になってゆくことを期待しています。


9月に植えた白菜や大根などの冬野菜は、収穫までもう少しかかりそうです。例年だと11月に入ったらいつ霜が降ってもおかしくないのですが、今年はまだ本格的な冷え込みはなくずっと高温が続いています。そのため、野菜の生育リズムが例年とずれていて、冬野菜の生育は例年より少し遅れているようです。
写真は畑を見守るげんです。


さらに、その温暖な気象の影響でトマトの収穫が例年よりも1ヶ月程も早く終わってしまいました。 例年は8月の盆過ぎから徐々に気温が下がって、それに伴いトマトの実が熟れるスピードもペースダウンするのですが、今年は夏から秋までずっと高温だったため、ハイペースを保ったまま実が熟れ続けて、10月には弾切れ状態になってしまいました。


トマトの収穫も終わりイチゴの収穫もまだ量が少ないので、11月は比較的農作業にゆとりがあります。 春からずっとトップギアで農作業を頑張って、9月、10月にイチゴの定植・稲刈り・新米出荷などを終わらせて、1年のうちでもやっと一息できる月です。

束の間の余暇を利用して、奥さんの実家のおばあちゃんの誕生日を祝う旅行に行ってきました。
鹿児島県の霧島、福山、指宿、鹿児島市、知覧などを1泊2日でぐるっと巡る車の旅です。

はじめに霧島神社に参拝しました。
大自然の森の中に突如ある大きな神社で、天孫降臨の地とされているところです。そんなに大昔からここに神社があったと思うと感慨深いものがあります。


お昼は名物の黒豚のトンカツを食べました。脂身が甘くてジューシーで絶品でした。是非また食べたい味です。
次は黒酢で有名な福山町に寄りました。8万もの甕があるそうで、圧巻の光景でした。


夜は薩摩半島(鹿児島県の左下に伸びる半島)の先端の指宿に泊まり、砂蒸し風呂を体験しました。これは、地熱で温かくなった砂の上に横になり砂を体にかぶせて温まるというものです。はじめは重さと熱さに耐えられないと思いますが、我慢していると慣れて心地よくなってきます。料理も景色もすばらしく、本当に良いところでした。

2日目は薩摩半島最南端の長崎鼻というところに行きました。
奥に見えるのは開聞岳(かいもんだけ)という山です。薩摩富士と呼ばれるほど、均整のとれた美しい形をしています。


長崎鼻の最先端の景色です。


少し移動して、九州最大の湖 池田湖にも寄りました。ネッシーならぬイッシーという巨大生物がいると噂になった事で有名です。
イッシーはいませんでしたが、湖畔の物産館の奥には胴回りが50cm近くあるような巨大なうなぎが何匹も水槽に飼われていて衝撃的でした。


知覧というお茶の名産地では、知覧特攻平和会館に行きました。戦時中に飛行機や船で敵の戦艦などに体当たり爆撃をするという作戦を特攻といいます。この土地には特攻隊の飛行基地があったそうです。特攻をする20歳前後の若い兵士が全国から集められ、短期間の訓練ののちに特攻に行ったそうです。この会館にはそうした兵士の特攻直前の手記や絶筆、たくさんの遺留品が展示されています。
自分よりも年下のまだ17歳くらいの若い人が故郷の家族に向けて書いた手紙など読むと、胸が詰まる思いです。



奥さんの実家のおじいちゃんはとても元気で、今回の鹿児島旅行もすべて1人で運転しました。今回に限らず、大きなハイエースで九州内はどこへでもでかけています。そして、おじいちゃんは盆栽などの園芸もプロの腕前で、たくさんの盆栽や植木の花、寒蘭などを育てています。


千なり柿という観賞用の柿です。100近くもの実がついたそうです。




11月上旬に、取引先の大地を守る会の職員の方が阿蘇に来られたので大観峰にご案内しました。
この時期は寒くていつもは大観峰にあまり上らないのですが、ススキがとてもきれいでした。






今年の正月から、農作業の記録をとるシステムを作り毎日収穫量や気温を入力してきました。
先日そのデータを印刷してみて、トマトの収穫量と天候データを比較してみました。こうしてシーズン全体を客観的に振り返ると得るものがあります。クロもお手伝いです。


10月下旬から、新しいジャムの試作をつづけています。


いくつか試してみた結果、例年作っているイチゴに加え、洋なし、バナナを商品化する事にしました。これから、季節ごとに旬の果物を使ってさらに新しいフレーバーを作っていく予定です。




農園猫は相変わらず元気です。冬の寒さにも負けず、毎日外をパトロールしています。 写真は、近所のねこが接近しているのを警戒して見守る2匹です。しっかり家を守ってくれています。

お米の収穫をした後に出る籾殻(もみがら)という米の皮の山が最近のお気に入りのスポットです。毎日籾殻の山に埋もれて気持良さそうに寝ています。



おんだ祭り

6月には、これでもかというくらい毎日大雨が続きましたが、7月は毎日暑い晴れの日が続いています。

7月28日に阿蘇神社の例大祭「御田植新幸式」通称”おんだ祭り”が実施されました。

『おんだ』と呼ばれるこの祭りは、阿蘇大明神が阿蘇開拓と農耕の道をひろめた神徳をたたえ、年々の豊作を祈るもので、藩政時代には細川侯の名代が参向する唯一の祭りでした。明治以降も阿蘇神社の例祭とされ、年に一度御仮屋に大規模な神幸をされる重要な祭り。神幸式にはお伴として、神々の昼飯持ちである白衣の宇奈利(うなり)、獅子、田楽、早乙女、四基の神輿、田植人形などが、古式ゆかしく神幸門から出立、阿蘇の青田を巡り、途中ではおんだ歌がうたわれ、還御門に戻ってきます。 青々とした、阿蘇の田園の中をゆったりと進む神幸絵巻は、盛夏の阿蘇谷にいにしえの古式ゆかしい絵巻を見るような感激を与えてくれます。

出典: 阿蘇市ホームページより

この神幸行列の中の獅子は、毎年阿蘇市の各地区持ち回りで人員を出して担当しているそうで、今年は私たちの地区の番でした。 地区から20〜40歳くらいの若い男が20名くらい参加し、僕も獅子として神幸行列に参加してきました。 今までこの神幸行列を見たことはほとんど無く、初めて経験する事が多くて新鮮でした。

こちらは神様の食事を運ぶ宇奈利(うなり)さんです。
全員女性です。目元以外はすべて白布で覆い隠した揃いの装束が神秘的です。
おんだ祭の事がテレビや雑誌などに載るときにはほとんど必ずこの宇奈利さんの写真が使われる、おんだ祭りの顔と言っても良い役どころです。
道中たくさんのカメラマンがいますが、その一番のお目当てが宇奈利さんです。


そしてこちらが僕たちが担当した獅子です。
雄雌2つの獅子頭と、その獅子を追う団扇の役をメンバーで交代しながら取り組みます。
獅子頭が50メートルくらい走って、その後から団扇も追いかけるという見せ場もたまにあります。
順番的には宇奈利さんの後を歩くので、あまり宇奈利さんに近づきすぎると沿道のカメラマンから邪魔だから距離を開けろというクレームがつきます。あまりカメラマンには人気のない役です。


他にも神官や、神輿など、いろいろな役が後に続きます。
神輿はかなり重そうで、担ぎ手の人は、試合後の野球のピッチャーくらいに肩が膨らむ程の肩当てをしていました。



一般の観衆が、神輿に稲の苗を投げつけるのが特徴です。
詳しい事はわかりませんが、苗が落ちずに神輿に引っかかると良いそうです。


道にはたくさんの住人の方が出てきてくれました。家の前で冷たい麦茶をふるまってくださる方もいて、本当に助かりました。
獅子頭で沿道の子供たちの頭を噛んだりしました。 ほとんどの子は親の腕に抱かれたままおとなしく噛み付かれていましたが、中には激しく泣く子もいました。 そして1人だけ逃げ足のはやい子がいて、その子はだいぶ走って追いかけたのですが噛み付けませんでした。

行列は昼前に神社を出発して町中を練り歩いたあと、5時過ぎに帰ってきます。


まだ、地震で倒壊した楼門や拝殿が痛々しい阿蘇神社ですが、こうして例大祭は賑やかに行われました。
沿道の人が神幸行列を眺めるとき、しばし地震の事は忘れて心から楽しんで見物しているのがよくわかりました。
地震直後に神社の楼門が壊れたときは、何とも言えないこの世の終わりのような絶望感や喪失感がありましたが、こうしてお祭りが賑やかに続いているということに希望を感じました。




最近の猫たち
家の外で背中をけがして以来クロはずっと外に出さず家で暮らしていますが、晴れた日などは人の目が届く範囲で庭に出してあげます。 写真は、草むらでくつろぐげんとクロです。どこにいるかわかりますか?

阿蘇では、毎年3月に入ると野焼きがあります。
そして、野焼きが終わった頃続いて阿蘇神社で火振り神事があります。
今日はこの2つの火に関する行事をご紹介します。

野焼きは、阿蘇市を囲む外輪山と阿蘇山の草原地帯の草を焼く行事です。
昨年秋に生えた草は冬を経て枯れて乾燥しています。これに火を放つと一気に火が燃え広がります。古い草をこうして燃やす事で春の新しい草の芽吹きを促す効果があると言われています。

阿蘇市の各居住地域ごとに管理を担当する草原が決まっていて、自分の住む地域の各戸の皆さんと一緒に作業します。うちの地区は大観峰周辺の草原を担当しています。

大観峰の展望所に集まり、そこから草原に入ってゆきます。

観光客の皆さんも何が始まるのかと草原に入ってゆく野焼き隊を見守ります。

下の写真の手前部分は草が刈り取られてありませんが、奥の部分は背の高い草が繁っています。この背の高い部分が燃やす予定のエリアで、手前の草が無いところは火が燃え広がらないように事前に草を切って作った幅4メートル程度の防火帯です。
バーナーで所々火をつけてゆきます。

野焼きの日まで、しばらく雨がふっていなかったので草がよく乾いていて 、すぐに火は燃え広がります。


まれに、防火帯の方に火が燃え広がろうとすることがあるので、竹で出来た火消し棒を使って延焼を食い止め、防火帯を守ります。


勢いが良いときには10メートル以上もあるような大きな火になります。

そして、傾斜が急で移動するのがなかなか大変です。40度くらいはありそうな急斜面を上ったり下ったり繰り返します。

焼け跡は一面灰だらけです。

でも、よく見ると焼けているのは表面の草だけで、地面付近はほとんど燃えていません。これは、草は一瞬で燃え尽きて隣の草にどんどん火が燃えうつることから火が通過するスピードが非常に早いため、地面付近が燃やされるヒマがないためです。
そのため、土に住む微生物や地表付近の植物などを焼き殺す事無く、生物の多様性が守られます。



阿蘇神社の火振り神事は、阿蘇神社12祭神の三の宮国龍神と姫神の結婚の儀式のクライマックスで、参道で火をつけた草の束を回すという行事です。

火振り神事は有名な行事ですが、僕たち夫妻は阿蘇に住んでいながら記憶のあるうちではほとんど初めて行きました。

はじめに太鼓の演奏がありました。

そして火をつけてまわす草の束がこちらです。

参道脇にたくさん積んでありました。持ち手の縄を編むのはさぞ大変だったろうと思います。

しばらくして日が暮れると草の束に火がつけられ、火振りが始まります。



有名な楼門を背景に火ふりする人を撮れるスポットにはローアングルでカメラを構えるカメラマンがたくさんいました。
背中に灰をかぶりながらの撮影大変そうでした。ご苦労様です。

女性の方や外国人の方も積極的に火振りされていました。日常生活では絶対出来ない行為ですが、この行事だけは特別です。老若男女問わず火を回せる珍しい行事です。



ねこ近影
ゲンはおおむね元気そうですが、今日からくしゃみが出始めてちょっと心配です。クロは今日背中の手術痕の抜糸をして、傷口も順調にふさがってきています。だいぶ動きも元気が出てきたように感じます。よかったねクロちゃん!

こんにちは。今回のブログは嫁が担当します。

先月、私の実家から祖父母が阿蘇へ遊びに来て、一緒に名所めぐりをしたので、ご紹介しようと思います。

阿蘇の観光名所といえば、「阿蘇中岳火口」、「大観峰」、「阿蘇神社」などありますが、今回は隠れ名所とも言える場所をご紹介します。
※「阿蘇」というくくりについて、観光客の方と地元民の代表的なギャップの一つだと思うのですが、「阿蘇」といえば北側の阿蘇市だけを指すことが多いです。
地元民はカルデラの北側の阿蘇市(阿蘇谷)と、南側にあたる南阿蘇(南郷谷)とを厳密に区別していて、「阿蘇」、「南阿蘇・南郷」と言い分けています。 ちなみに観光地の「草千里」や「白川水源」は南阿蘇にあります。

さて、隠れ名所でご紹介するのは「手野・国造神社」です。
場所は、一の宮地区の北側、やまなみハイウェイで外輪山を登る左手あたりにある神社です。

その歴史は古く、阿蘇神社とならび熊本県内の四座の一つで、熊本県内でもっとも古い神社のひとつです。



境内には「手野の大杉」という、巨大な杉の木の一部があります。
この杉はかつて国の天然記念物に指定されるほどの立派な杉の木(樹齢は1000年とも2000年とも言われるそう)だったのですが、1991年(平成3年)の台風で折損し、現在は写真のような形で保存されています。



この大杉は、根元の周囲約14.40メートルもあったそうで、その根の部分も保存してあります。 人が中に入れるようになっていて、とても大きいです。



どこの神社に行ってもそうですが、神社仏閣の周りは気温がぐっと下がり、空気が変わるような感じがしますが、この国造神社も周りの杉の林や黒川の源流の川など、荘厳な雰囲気のある神社なのでおすすめしたいスポットです。



最近の猫たち。

クロちゃんは慢性化している猫風邪が少し回復してきました!



げんちゃんの方は順調にどんどん大きくなっており、もうすぐ1歳ですが、もう中年猫のような貫禄があります。



げんとクロは兄妹ではないけどとても仲良しで、いつも一緒に散歩したり日向ぼっこしています。





最近の我が家。

ホームベーカリーを買いました!
米農家ですが、パンも食べたいのでお米を使ってパンが作れるホームベーカリーを買いました。
焼きたてで食べられるし、もちもちしておいしいです!


伊勢参宮

6/24からトマトの収穫が始まりました。
まだ量は少ないですがおいしいトマトができています。


家庭菜園の方も以前ブログにも書いたナス、ピーマン、オクラなどができてきて、先日はじゃがいもを収穫しました。


庭にある梅の木の梅も収穫して梅酒を仕込みました。


右の透明な方がホワイトリカーを入れた普通の梅酒で、左の茶色の2つがブランデーを入れたものです。
飲んだことが無いですが、ブランデー梅酒もおいしいそうです。



数日前、名古屋に用事があって出かけたので、あいた時間を利用して伊勢神宮に行ってきました。
赤福が食べられたり、バスが乗り放題になったりする近鉄のお得な観光切符を使って行きました。

鳥居をくぐって敷地内に入ってゆくと、大きな木がたくさん生えていて、ひんやりと涼しく気持ちがよい空間が広がっています。


はじめに外宮から参拝しました。


外宮は豊受大御神という神様が祀られているそうです。
式年遷宮が行われたということで、新旧の神殿が並んでいました。

そして、次は天照大御神が祀られている内宮です。


事前に予備知識をちゃんと仕入れていなかったのですが、参宮にあたって知っておいたほうが良さそうなことを書いてあるサイトを発見しました。
ニコニコ大百科:伊勢神宮

参宮の後には、名物の手こね寿司とうどんを食べ、おかげ横丁という趣ある商店街にある赤福本店で小休止しました。
五十鈴川を眺めるお縁に腰掛けて食べる赤福とお茶は、歩き疲れた体にやさしい美味しさです。


帰りの飛行機まで時間があったので、観光切符付属の特急券を使って伊勢志摩の海を見にゆきました。こちらは本当に何も予習せずにとりあえず電車に乗って、着いたら海に向かって歩いて行っただけだったのですが、3連の小島があってきれいな海が広がっていて風が気持よかったです。


弾丸ツアーでしたが、とても充実した観光ができました。
三重県、いいところです。