AUTHOR : 山本倫大 / 東京でサラリーマンをしていましたが、2013年就農しました。

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霜がおりて朝晩は冷え込むようになってきた阿蘇ですが、日中は秋晴れの空が気持ちよく、ハウスの中は25度を超えるくらい暑くなります。


先日イチゴの収穫が始まりました。写真は今年初収穫のイチゴの実です。


今日はイチゴの栽培の手助けをしてくれる虫をご紹介します。

はじめにイチゴの花を飛び回り、受粉をしてくれるおなじみの蜂です。


蜂がいないと実がつかないので、とても大事な役割を担っています。 寒いのが苦手で、暖かい晴れの日に元気に活動します。夜は冷え込むので、発泡スチロールで巣箱を覆って寒さから保護しています。

そして、つぎにこちらの写真の瓶に入っているのは、ダニです。


以前このブログでご紹介したこともありますが、このダニは、イチゴに悪さをするハダニというダニを食べてくれるダニなのです。化学薬品農薬の代わりに悪いダニを駆除してくれます。
こうした害虫の天敵である虫を3種類ハウスの中に放します。
ハダニの天敵として、チリカブリダニ、ミヤコカブリダニ(両方ともハダニを食べます)
アブラムシの天敵として、コレマンアブラバチ(アブラムシに卵を産みつけて内部から食い殺します)

そして、これら天敵益虫(よい虫)のすみかとして米の収穫時にとっておいたわらを束ねてハウスの中にまんべんなく置いておきます。


こうして、虫に頑張ってもらえるような環境づくりをしています。


他にも、イチゴのハウスの中にはいろいろな準備が必要です。
こちらは夜に電球の明かりをつけて、イチゴの成長を促す電照(でんしょう)という設備です。夜には黄色みの暖かい光がキャンドルナイトのようできれいです。


畝の上ではどんどん実がなっているのですが、何もしないと実が葉の陰になってしまい収穫時に見落としやすくなります。朝の収穫で見落としてしまうと次の収穫まで1〜2日時間が開くので、最適な収穫時期を逃してしまい過熟(かじゅく:熟れ過ぎ)で出荷できなくなってしまいます。

ですから、実のついた枝を畝の中央の方に出して、その他の葉っぱなどは畝の外側に出します。そのための仕切りとなる紐や棒を設置する必要があります。


上の写真左側は棒をたてて実と葉を仕切って分けたところ、写真右側は何もしていない状態です。どちらが収穫しやすいかは一目瞭然です。

棒はイチゴ一株につき2本ずつ立てます。イチゴが2万株あるので棒は4万本立てます。なかなか時間のかかる作業です。


あとは、真冬に備えてハウスの内側にさらに2層のビニールを張る作業をすれば大体の栽培環境が出来上がりです。

***

話は変わりますが、ただいまホームページや道の駅阿蘇にて鴨肉好評発売中です。今年は例年よりも田んぼの鴨の数を増やしたため、たくさんの鴨肉在庫があります。臭みがないと好評をいただいています。まだお試しでない方は是非お求めください。よろしくお願いいたします。



おまけ
農園猫近影
もうすっかり本当の兄妹のようになった二匹は、毎日仲良く寝てます。


床でごろ寝しているクロの姿が何かに似ていると思ったら、老舗スポーツブランド「スラゼンジャー」のロゴマークでした。


最近僕の奥さんがギターとアンプを買いました。かっこいいですね。