皆さん今日は。厳しかった今年の寒も2月の声を聞 くと嘘のように収まり、毎日暖かい日が続いていまし たが、ここ数日また寒い冬が戻ってきたようです。春 はまだまだ先のようですね。
1月末、阿蘇の外輪山から流れ落ちる「古閑の滝」 に行きました。この滝は落差100m ほどありますが冬 の時期には滝全体が凍りつきます。今年は特に寒が厳 しかったので見応えがありました。我家から車で20 分、国道から少し入った集落を抜けると駐車場があり ます。そこから杉林の坂道を歩いて600m、歩道は雪が踏み固められてつるつるの状態、足元に気をつけて歩くと目の前に大きな氷の彫刻が姿を現 します。滝のすぐ下まで伸びる展望台に登ると右に「男滝」左に「雌滝」を望む事が出来ます。 寒中の空気の中、滝も山肌も空気もピーンと凍り付いています。滝は下から吹き上げられた風に よっていろんな方向にツララが発達してシャンデリアのような、あるいは鳥の翼のような造形を 見せてくれます。寒いけれど来て良かったと思えるひと時でした。 この寒さの中でも滝の下では「ミツマタ」の花がもう咲いていました。ミツマタは枝が三つに分かれ ていますのでその名がつきましたが私達には身近な 植物なんですよ。この木の樹皮が和紙やお札の原料 になるんです。 それはさておき、1cmくらいの真っ白な花は「何 でこんなに寒いのに開いたんだろう」と後悔してい るかのようにみんなうな垂れて咲いていました。

2月11日朝、起きたら雪が積もっていま した。一日から毎日暖かい日が続いていたの でもう春になったと思い込んでいました。体 も春モードになっていましたので寒さが身 にしみました。しかし生き物達はこの寒さの 中、裸足で頑張っていました。「野生を取り 戻そう」

写真 文 山本誠也