皆さん今日は。 阿蘇では長い冬が終わり待ちに待った春、桜の季節になりました。3月末には季節外れの暖かさで一気に開花が進み、阿蘇神社の参道の桜並木も見ごろになりました。4月2日、我が家の家族一同仕事の合間を見計らって花見に出かけました。


まだ満開ではありませんでしたが重厚な楼門とは対照的に桜並木の華やかさが一層引き立ちました。「心が洗われます。日本人で本当によかった。」来てよかった。毎年阿蘇神社には家族で満開の桜を見に来ますが今年は天気予報を見るとこの後一週間、毎日雨なのです。「今日しかない」との家内の意見を聞いて正解でした。翌日から毎日花散らしの雨です。雨風の強い時もありました。結局今日(4月7日)まで連日雨、曇りが続き桜も満開を迎えることなく散ってしまいました。今年の桜は本当にはかない桜でした。また来年を期待しましょう。

阿蘇山の近況報告

昨年11月から噴火活動を活発化させていた阿蘇山のその後の様子を報告します。全国の皆様にはご心配をお掛けしていますが写真は3月8日の様子です。


以前は灰色の噴煙を文字通りモクモク吹きあげていたのが最近は火山灰の噴出が少なくなり白い噴煙に変わってきました。気象庁によると地下のマグマの供給が少なくなっているようだと言う事でこのまま終息に向かってくれるといいなと願っています。我が家ではイチゴの収穫最盛期ですが火山灰がハウスに入らないように換気には細心の注意を払っています。これから稲や高冷地作物の栽培時期になりますが火山灰が降ると作物が汚れたり稲刈りの時に機械が故障したり良いことは一つもありません。早期の終息が阿蘇の住民の願いです。

中国に行ってきました

3月9~11日、中国に米の市場調査に行ってきました。我が家では有機JASの米を全国の皆様にご提供させて頂いています。米は日本人の主食なのですが年々消費量が減少しているのに今度はTPP交渉で外国からの輸入を増やすと言う事になりそうな気配です。このままでは専業農家は廃業の道しかありません。米屋さんも状況は同じです。そこで我が家の米を買って頂いている東京の米屋さんと二人でお隣の巨大市場、中国の米の販売状況を調査に行ってきました。訪問先は我が家の研修生の送り出しをしている吉林省の会社です。十数年のお付き合いですので中国の米事情の会議の後に中国式熱烈歓迎の食事会を開いて頂きました。


色んな話を聞かせて頂きましたが今、中国からの観光客が来日して多額の買い物をして帰ります。私達が乗った中国民航の機内では何台ものお土産の日本製炊飯器を見かけましたが日本の米も一緒に買って帰るのだそうです。中国東北地方(旧満州)では日本開拓団が残した水田と灌漑施設が今も使われ中国内ではブランド銘柄として販売されていて、日本人が作ったものに対する熱い要求は感じられました。また中国は庶民と金持ちは食べる物も違うようで、スーパーの庶民向け米は10㎏1000円、高級米専門店では10㎏2万円で売られていました。国境という高い壁が有りますので簡単にはいきませんが魅力ある市場ですので色んなアプローチを仕掛けていけばと思ったところでした。

                 写真  文  山本誠也