合鴨米 栽培の流れ

1、 田んぼを耕す

田んぼをトラクターで耕します 合鴨米作りの準備は、2月頃から始まります。前年の稲刈りで田んぼに残った藁をトラクターで耕して土と混ぜます。雨が降ると雨水に含まれる肥料分も手伝って藁が分解され、今年の稲作の肥料になります。

2、 塩水選(えんすいせん)

籾種を塩水につけて浮いたものを取り除きます 4月。充実した籾種(もみだね:稲の種子)だけを選び出すために、卵が浮かぶくらいの濃度の塩水につけて未熟な種子を浮かび上がらせて、取り除く作業をします。

3、 籾種消毒

お湯につけて消毒します 塩水選で余計な種子を取り除いたあと、籾(もみ)についたいろいろな雑菌・害虫を消毒するために、57度にあたためたお湯の中へ10分間浸します。

4、 床土の準備

籾種を蒔く床土です 稲の種子「籾種」はいきなり田んぼにまくのではなく、発芽してしばらくするまでは稲箱という薄い容器の中で育てます。この苗箱に使う土は、稲の最初の生育に重要な役割を果たします。この土に「ぼかし肥」を混ぜておきます。ぼかし肥とは、数種類の有機物を配合して微生物で発酵させた肥料です。

5、 籾種まき

機械で床土に籾種を蒔きます 苗箱に籾種(稲の種子)をまきます。機械を使って、均等にまいていきます。田んぼ1反あたり、約25枚程度の苗箱を使います。

6、 苗箱ならべ

育苗ハウスに苗箱を並べます 全ての苗を均等に育てるために、日当たりが良く暖かいハウスの中に苗箱を並べます。

7、 プール育苗

プールのように水を貯めて育苗します 苗は、汲み上げた阿蘇のきれいな地下水で育てます。ハウス全体がまるで池のようです。芽が出て、15cmくらいの長さになるまでここで育てます。(約20日間)

8、 代掻き

田んぼの土をトラクターでならします 苗が育つまでの間に田んぼの準備をします。田植えの前には、代掻き(しろかき)をしておきます。代掻きとはトラクターで水をためた田んぼを耕すことです。これにより、土の塊が砕けて土が柔らかく平らになって田植えがしやすくなります。水田の漏水防止や、雑草・害虫等の除去にもなります。

9、 田植え

田植え機でスピーディーに田植えします 5月15日ごろ、いよいよ田植えです。今年も合鴨米が無事に育つ様にと祈りながら作業します。

10、 合鴨の到着

合鴨農法の主役、合鴨です 田植えと同じ頃、生後2~3日の合鴨の赤ちゃん(初生雛)たちが飲まず食わずの輸送に耐えてやってきます。稲と雛を同時に育てると、雛が田んぼの稲を荒らすことはありません。田んぼでお仕事してもらう前に、少しのあいだ小屋で育てます。

11、 鴨入れの準備

合鴨ががいてきから襲われないようにネットを張ります 合鴨を田んぼに放つと、野良犬や野鳥が合鴨を襲うことがあります。合鴨がこうした外的に襲われないように、田んぼの周囲を網と電気牧柵(さわると電気が流れてビリッとする)で二重に囲います。合鴨が安心して働ける環境を作ります。

12、 鴨入れ

合鴨を水田に放ちます 6月なかば、いよいよ合鴨の進水式 鴨入れです。田んぼに合鴨を一羽ずつ放します。放たれた合鴨たちは、見たこともない広い田んぼの稲のあいだを早速すいすいと上手に泳ぎます。これからしばらくは、田んぼに生える雑草や虫を食べて田んぼの中で生活します。育ち盛りの食欲に期待です。

13、 合鴨と一緒に私たちも雑草取り

人手で地道に草を取ります 合鴨だけでなく、もちろんわたしたちも合鴨米のお手入れに毎日精を出しています。合鴨だけでは取りきれない雑草が生えてきますので、こうした雑草を除草剤を使わず、除草機や人の手で一本一本取り除きます。

14、 合鴨、任務完了

稲が大きくなったので合鴨は田んぼからひきあげます 稲穂が成長して白い花が咲く頃、鴨たちは役目を終えます。つとめを終えた合鴨はハウスの中に引越しです。
これから先、収穫までは長雨や台風などの被害が無い様にと祈るばかりです。合鴨米づくりもいよいよ大詰めです。

15、 実りの秋 稲刈り

合鴨米を稲刈り脱穀機で刈り取ります 秋、いよいよ収穫です。今年も美味しい合鴨米ができただろうかとドキドキしながらも収穫の喜びを感じる作業です。

16、 籾摺り

籾殻をとって玄米にしたら袋詰めします 合鴨米作りの総仕上げ、「籾摺り(もみすり)」です。籾摺りとは、米粒の外側を覆う籾殻(もみがら)を取り除く作業で、籾摺りをするとお米は玄米の状態になります。白米のご注文の場合には、出荷の際に都度精米しています。

17、 完成

ご注文のたびに精米・個包装してお届けします 合鴨米の袋に詰めて、全国のみなさんのお手元にお届けします!